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バイリンガルスタッフ 日本貿易振興機構(ジェトロ)対日投資部対日ビジネス課 那須桂子さん 那須桂子さん
那須さんのある1日
目の前にあることを一歩ずつ。確実に世界が広かっていくはず。

「JETRO ジェトロ」を志望したきっかけを教えてください。

 大学時代、国際政治やNGO(世界規模、地球規模での活動を行う非営利の民間組織)、ODA(開発途上国への向上を目的とする政府開発援助)にとても興味があり研究していました。中南米にあるエルサルバドルへ平和研究に行かせてもらい、紛争が終わった後の復興支援を目の当たりにしたこともあり、ますます興味が募りました。 その後、インターンでピースボート(船旅を通じて国際交流を行うNGO)にお世話になり、素晴らしい経験をさせて頂いたのですが、国際的に、経済市場などにももっと大きな影響力のあるところを知りたい…と思うようになりました。エルサルバドルで見たのは、ただお金をあげるという支援ではなく、ビジネスを通してその国を支援する…たとえば、技術指導をして途上国の人々の手に職をつけ、そこで創った商品を日本に仕入れるというやり方。これは素晴らしいと感じました。そこでJETROの活動に共感し、志望したんです。

現在関わっているのはどのようなお仕事なのですか?

 外国の企業が日本進出をするための支援なのですが、たとえば女子高生のみなさんにもよく知られている、ファストファッションのブランドの多くもJETROの支援企業です。最近では、ドイツのプードルバッグというブランドの支援を担当していて、直営店オープンの計画なども進行しています。こういった海外の企業が日本での拠点をどこに持てばいいか、ショップを出すのに最適なエリアはどこか、をリサーチするのも仕事のひとつです。JETROでは年間120以上の企業の日本進出を成功させています。

お仕事をする上で常に心がけていることやポリシーはありますか?

 私の仕事は、担当する企業が日本に進出を果たすまでの、最初から最後までをサポートすることなので、労務や法務などの事に限らず、たとえば電車の乗り方でも(笑)何でも聞かれます。仕事をすればするほど、日本人なのに日本のことで知らないことがいっぱいあるんだな、と思うことが多い。日本のルールやしきたりなども含め、いろいろな事を説明できるようにはしていますね。 イスラエル、アメリカ、香港など、日本にいながら世界各国の企業の方と出会える、面白い仕事だと思いますが、お国柄は本当にすべて異なるので、英語ができるだけではうまくいかないことも多い。コミュニケーションは非常に難しいので、慎重になります。

将来の仕事や進路に迷う女子高生たちにメッセージをお願いします!

 私の高校時代…恋愛なんて考えることもなく(笑)ずっと演劇部の活動に明け暮れていました。進路を考えるうえで、遠い将来のことを描くのももちろん良いのですが、私自身は目の前にあることをひとつずつ、一生懸命やってきました。それによって自然と次が見えてくることが多かったんです。勉強はもちろん、部活でもいい。今やりたいと思うことを一生懸命やってみるといいと思います。「絶対こうならなきゃいけない」なんて事はない。興味があることはまず挑戦して欲しいですね。世界が広がっていくと思いますよ。

P R O F I L E

那須桂子 (なすけいこ)

2002年に日本貿易振興機構(当時「会」)入社、投資交流部投資交流課にて庶務・経理を担当。その後社内での転属や、大分貿易情報センターへの転勤を経て2008年4月より現部署に所属。外国企業の日本進出を支援するための業務に携わり、海外への視察や打ち合わせに出向いたりすることも多い。

 

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